星月会


2010年8月29日 第41回 星月会


 今月の瞑想法は、「泳想観」でした。
 猛暑の中でしたが、一服の涼を感じていただけていれば幸いです。

 泳想観は、大海原で泳ぐ自分を観じていく瞑想ですが、その過程でさまざまな想いが解放されます。
 体内回帰の安心感と、海の癒しが心を解きほぐしてくれます。

 海の中で出合う様々な生き物は、過去の自分であったり、現在の潜在的な想いであったり、未来へのガイドであったりします。
 そんな分身と対話をしてみるのもよし、また、ただ眺めてみるのもよいでしょう。

 また、深い意識の中で泳想観を続けていくと、実際に泳いでいるのと同じ作用が肉体に起こります。
 瞑想を終えた後には、心身のバランスが取れた心地よい爽快感が生じます。

 泳ぎは背骨の気の通りをよくし、延髄に刺激を与えます。
 身体の調整にも、霊的開花にも大きく役立つのが、泳想観の利点です。

 ご参加くださった皆さま、ありがとうございました。
 どんな自分との出合いがあったでしょうか?
 今回出合った分身を大切に癒し、ご自分の輝かしい一部となさってください。


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