優子の戯論


◎ 或る人への新年のメッセージ(2012.01.01)

 必ずすべてのなぞが解ける日が来ます。
 自分の感情も、相手の感情も、どうしてそうなっているか、どうしてそういうことが起こっているか、分かるときが来ます。
 けれども、分かってからでは遅いのです。
 ですから、分かるまで身を低くしていなさい。
 そして、あなたが助けたいと思う人には密かに気を送りなさい。
 もう言葉で説得するときは過ぎました。
 そういう段階ではないのです。
 深い意識の変革だけを目指しなさい。
 罪人と思われる人が助かり、善人と思われる人が沈む日が来ます。
 これはすべての預言者が予言しているとおりです。
 そういう日が来るのです。
 権威がゆらぎます。
 ですから、権威の側につかないでいてください。
 つまり淡々と目立たないように暮らしていれば良いのです。
 今までどおりのことをしていてください。

 そして、助けたいと思う人に密かに気を送りなさい。
 言えば、自分にも相手にも自意識が生まれます。
 隠れて行いなさいといろいろな聖典に書かれているのは、このことです。
 自意識をもってはいけないのです。
 内なる言葉で内なるものに話しかけなさい。
 たくさんの星のようなエネルギーが降ってきます。
 実際、愛を持っていれば良いのです。
 行動する必要などありません。

 ポリシーを高らかに宣言してはいけません。
 そうすることで捉われるからです。
 本当に、今のあなたたちには想像のつかない世界が来るのです。
 そのときに宣言してしまったポリシーのために、自分を束縛する人が出てきます。
 ですから、口をつぐんでいなさい。
 静かにしていなさい。
 そして、エネルギーだけは強く放ちなさい。
 それだけを考えていれば良い。
 心を愛で満たし、そのエネルギーを放つ、それだけで良いのです。

 彼の時代は終わりました。
 新しい彼が出現します。
 龍となって。
 神話の時代へと帰ります。
 もう一度やり直すのです。
 今の人生には早く終止符を打ちなさい(霊的な意味で)。
 終わりにして良いのです。
 生まれ変わるためには、終わりにしなければならないのです。
 すべての執着を捨てなさい。
 捨てて、死んでよみがえったときには、すべてが手に入っています。
 死ぬときは最大のチャンスなのだということをよく覚えておきなさい。
 その瞬間にすべてを手放していれば、生まれ変わったときにすべてを有することができます。
 ですから、今から少しずつ手放していきなさい。
 新しいものは持たないようにしなさい。
 最小限で良いのです。
 その代わり、吟味して良いものを持ちなさい。

 時の流れは速くなっています。
 その速い流れの中をゆっくりと過ごしなさい。
 そうしていれば、少ないものを持ち、エネルギーの浪費をせず、そのときに向かうことができます。
 そのときには、全員が門をくぐることはできません。
 限られたものです。
 とはいえ、残された者が永遠に死ぬということではありません。
 門をくぐる者の一部に吸収されるのです。
 その分、門をくぐるものは大きく強く長く生きるようになります。
 ですから、助けたいものがあなたたちそれぞれの一部となることができるよう、密かに気を送るのです。
 そのときこそ、分離がなくひとつになるのです。

 ただ、まだ全部がひとつになる時季ではないのです。
 波長の合うもの同士がひとつになります。
 それぞれのグループがあるから大丈夫です。
 そして、次の世界ではそれぞれのものたちがお互いの気を交換することで理解し合い、また数が少なくなります。
 そうやって一つになる道を辿っていきます。
 傷ついた心は癒しを受けるためにあります。
 癒しとは、神の愛を受け取ることです。
 ですから、自分の傷ついた心を大切にしなさい。
 今そこへ神の光が宿ろうとしているのです。
 弱いもの、小さいものが、神に愛されるというのはこのことです。
 自分が弱く、傷つきやすく、欠点がたくさんあることを心から幸いに思いなさい。

 あなたは神の愛を受ける空間をたくさん持っているのです。
 神の愛は、本当に無限です。
 感謝や喜びのところへも降り注ぎます。
 そして、憎悪や争いの場へも降り注ぎます。
 このことをよく知りなさい。
 今起こっているいさかいや争いや戦争を幸いに思いなさい。
 神の愛が大きく作用するトリガーとなるからです。
 祈りを思い出すきっかけとなるからです。
 祈るときは貪欲に祈りなさい。
 自分のすべてをもって祈りなさい。
 そうすることによって、あなたの全身が愛を受け取ることができます。
 先ほど言ったように、喜びも感謝も争いの心も憎しみも怒りも悲しみも不安もすべてが神の愛を受けることができるのです。
 つまり、あなたのすべての部分が神の愛を受けることができるということです。

 これが私からのあなたがたへの新年のメッセージです。
 今日はお参りありがとう。
 忙しい中をいらしてくださったことに感謝します。
 あなたがたは、すべてをおいて私のところへ来てくれました。
 心から嬉しく思っています。

 私の意志を伝えてくれたあなたに感謝しています。
 あなたのメッセージを伝える能力はどんどん上がってきています。
 自分の道を進みなさい。
 表現力と行動力も大きく変化しています。
 みなのために役立てなさい。

 でも身を低くしていることです。
 秋以降、そのときが立つときです。
 そのときまでは、大きな宣言をしたり、何かを大きく変えようとしてはいけません。
 それよりも淡々と仕事と趣味を半分ずつやるような感じで進んでください。
 秋以降、自分たちの本当の役目が分かります。
 形が見えるということです。
 そのときまでは、最小限のものを心がけなさい。
 これは彼と考えていたこととほとんど同じことです。

 以上です。

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