2009気功合宿レポート


 池田優子です。

 12月12日(土)〜13日(日)に開催された2009年気功合宿も、無事に終了いたしました。
 ご参加くださった皆さま、応援してくださった方々、ありがとうございました。
 また、2日間に亘って真気をお送りくださった木下先生に、私ども参加者一同、心よりお礼申し上げます。

 それでは、順を追って、合宿の様子を省みたいと思います。

〈1日目〉

 集合は、12日(土)15時、もうお馴染となった上郷・森の家のロビーでした。
 1年ぶりに再会の方も、合宿に初めて参加される方も、すぐに打ち解け合って和気藹々。

 気功の仲間って、本当に良いですね。
 各部屋へ入ったあと、部屋に対しての謝辞功を全員で行ないました。
 使わせていただく部屋に敬意を表するとともに、部屋にあるさまざまなエネルギーを浄化するためです。
 皆さんの真剣な謝辞功に、部屋の気は温かく応えてくれていました。

 さて、最初のプログラムは、「新・気功体操&動功」です。
 新・気功体操が従来の気功体操の大きく違う点は、新・気功体操は立位で行なうという点です。
 狭いスペースでもできますし、脚や腰の強化の度合いが大きく上がりました。
 また、繊細な動きの部分は呼吸と組み合わせましたので、より効果が上がります。
 皆さん、片足で立っての動作など、少し大変に感じられた部分もあったようですが、続けることによって動作を習得する楽しみも大きいのではないかと思います。
 動功として太極気功を行なった後、皆さんの下半身のエネルギーが弱いように感じたので、排功を行ないました。
 いきなりの体育会系の動功に驚かれた方もあるかと思いますが、良いエネルギーチャージとなりました。

 「調身・調息・調心」。
 これは、夜の旬季瞑想会を充実させるための準備でもある実修でした。
 身体をリラックス状態に導くのが調身です。
 今回は、微笑功をいたしました。
 眉間から流れ出す無数の微笑が、身体を包み、溶かします。
 身体が微笑みのシャボン玉で包まれたような、心地良い気功でした。
 調息では、4拍8拍で呼吸を整えました。
 シャボン玉を壊さずに遠くへ飛ばすような、細く長い呼気のイメージでは、深い呼吸への第一歩です。
 皆さん、軽々とこなしていらっしゃいました。
 調心とは、意識を集中して、何も考えていない状態を作り出すことです。
 今回は、自分の息の音を意守する調息法で調心を行ないました。
 微かな息の音を聴き取ろうと耳を澄ますと、まるで全身が耳になったかのような、全身が一点に集まったかのような感じになりました。
 五感全てを使って聴く息の音は、私たちを深い意識状態への誘(いざな)いでした。

 さあ、いよいよ「お楽しみ抽選会」。
 木下先生から合宿参加者の皆さんにたくさんのプレゼントを頂戴し、今年は全員の方にお配りすることができました。
大サイズの如意宝珠、瞑想や祈りの言葉の書かれた神聖幾何学図形、イエス・キリストのミラクルのお香や処女マリアの問題解決のためのお香…全て貴重なものばかりでした。
 ありがとうございました。

 
 
 抽選会の後は、食事と入浴でした。
 感謝の気持ちでいただいたご馳走や、天然石の恵み溢れるお風呂。
 話も弾み、和やかで楽しい時間でした。

 21時半から24時は、「旬季瞑想会」スペシャルバージョンの開催でした。
 木下先生から強い真気を23時からの1時間お送りいただけるため、それに合わせての企画となりました。
 一の開眼に続いて、合一瞑想。
 ロウソクの炎一つの会場は、たくさんの如意宝珠でフィールドを作り、神聖幾何学図形でフィールドのエネルギーを高めることができました。
 ご自身を調身・調息・調心で整え、入浴によっ清めた皆さんは、難なく深い状態へ入られたように感じました。
 一のフィールドの光もしっかりとイメージされ、天地の気の取り込みと融合もスムーズで、初めての方もまるで経験者のような良い合一瞑想でした。

 23時少し前、ロウソクの炎が通常の形から丸く変わりました。
 真気のエネルギーがロウソクの炎に現われたと感じ、「真気の中での瞑想」の初めの部分は、急遽ロウソクを皆さんの輪の中央に出して、炎を見つめての瞑想にいたしました。
 炎のエネルギーは皆さんの内を更に浄化し、次の段階へと導いてくれたように思います。

 それから、臥功のリラックスした姿勢で、愛されたことを思い出を辿り、愛を与えた思い出を辿り……そして、あなたは何を見ましたか? 何に出合いましたか?

 全体としての一体感を保ちながらも、個々として深いそれぞれの境地へ入っていく。
 隣の人を微かに感じながらも、自分の内を観続ける。
 そしてまた、全体の意識を感じる。
 集団で行なう瞑想の醍醐味を感じられる瞑想となりました。
 皆さんにとって、自己と他者との関係、自己と愛(神)との関係を知る手がかりとなった瞑想であったことと思います。
 あなたは隣人(となりびと)であり、隣人はあなたなのです。
 あなたは愛であり、愛はあなたなのです。

 瞑想と祈願の後に撮った写真には、祝福のオーブがたくさん姿を現わしてくれました。


〈2日目〉
  
 7時20分より、戸外にて森林の新鮮な空気に触れながら、輪になって太極気功十八式。

 眠い眼をこすりこすりの方あり、夜を徹してのおしゃべりの興奮冷めやらぬ方あり。
 でも、立功の基本姿勢をとると、皆さんシャッキとするのは流石でした。
 真気に包まれて小鳥の声を聞き、木立の中のリスの動きを追いながらの十八式は良い思い出となりました。


 朝食の後は、 お昼のプログラムまで自由行動でした。
 ロビーでテレビを観る方、散歩をされる方、睡眠をとられる方、思い思いに過ごされたようです。
 
 午後のプログラム「練気&ヒーリング実修」では、まず新・気功体操の復習実修。
 一つ一つの動作を皆さんが丁寧になさっていたのが、印象的でした。
 痛みなどがある部分も、丁寧にゆっくりと呼吸に合わせて動かしましょう。
 気が穏やかに巡り、症状が改善されます。
 ヒーリング実修は当初、ペアを組んでのものを予定していたのですが、皆さんのエネルギーの流れを見て、全員で大きな気の流れの中に入ってのヒーリング体験に変更いたしました。
 自分を巡る気が相手と巡り、相手と巡る気が更に多くの人の間を巡り…。
 壮大なヒーリング空間の中で、私たちは、全ては一つとなって癒されます。
 他者の癒しは自己の癒しであり、自己の癒しは他者の癒しなのです。

 さあ、いよいよ最後のプログラムです。
 火の間へ移動し、使用する空間へ感謝を込めた謝辞功と、護摩のフィールドのための九字で始まった「火の気功〜夢をかなえる〜」。
 謝辞功は全員で、九字は池田と石倉、そしてNKさんで切りました。
 謝辞功も九字も、本質は同じです。どちらも自身の浄化と、絶対的な愛への感謝です。

 その後、KNさんとKKさんに、スピリチュアルな体験談を発表していただきました。

 (KNさんのお話はこちら、KKさんのお話はこちらです)
 涙を誘われたり、笑みを誘われたりした素晴らしい時間でした。
 ありがとうございました。

 そして、〜夢をかなえる〜。
 夢を叶えるため、願望を実現するためには、夢の叶ったときの気持ちと同じ気持ちとなり、いつもその波動を保つことが重要です。
 そのためには、不安から派生するさまざまな感情を手放す=浄化することが必要です。

 〜夢をかなえる〜では、皆の協力によって勢いよく燃える炎を見つめながら、只管、謝辞功による感情の浄化をいたしました。
 一人一人の願望の実現を阻んでいるエネルギーを各人の内にも存在するものとして捉え、自己を浄化することにより他者の願望実現を助けるという、全員での謝辞功でした。
 火の間には、清浄で力強いエネルギーが満ちていました。
 皆さまの夢が、霊的成長と共に叶いますように。
 私たち一人一人が完全な霊的存在であることを思い出す…そんな日が近づいてくる足音が、聞こえたように感じました。

 皆さまのお蔭で充実した2日間を過ごすことができたことを、改めて感謝いたします。

 常に真気を感じ、守られ、インスピレーションを与えられ続けた合宿でした。
 そして、それぞれの新たなステージへの課題を得られたことと思います。

 また、来年、お会いしましょう。
 更に進化したそれぞれの姿で。

 気は愛、ありがとう。
 愛、感謝、ありがとう。


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